食べ物の写真を撮影しに行くために

私の長年の趣味は食べ物を写真に収めることです。
それは俗に言う「インスタ映え」のような美しいアートの食べ物ではなく、ただ美味しくて、見た目は地味でもなんでもない日常の中の、「美味しいごはん」の写真です。

もちろん撮影用の見た目にこだわりがあるのではなく、美味しいことが前提になります。あくまで日常写真の延長というニュアンスです。
私は幼少期から食べ物への執着が人一倍でした。
と言っても食べることにとどまらず、食べ物のイラスト、食べ物の雑貨、アニメやドラマ作品における食事シーンに言葉にな出来ない魅力を感じていました。
物心がついた頃、私は祖父のお下がりのデジタルカメラを肌身離さず持ち歩き、
食べ物の写真をメインに撮影してそれをどこに公開することもなく、ひっそりと自己満足で楽しんでいました。

その当時はまだ携帯電話は主流ではなく、そもそも今に比べ携帯のカメラ機能はおまけのレベルで、
解像度は低く、見返しても色味やコントラストの粗さが目立つので満足のいく写真が撮影できることもなかったのです。
しかし私は中学3年生の頃、初めて自分の携帯電話を手にしました。例に漏れず、その頃の携帯といえばカメラは飾り程度。

画像は潰れ、色味は悪いし、決していい写真ではありませんでした。
でもお下がりではなく自分のもの、永遠に自分の手元に残る食べ物の写真を手に入れられることに言いようのない喜びを感じていました。
そして今もその趣味は続いています。現在は食べ物を撮影するためにデジカメを購入し、持ち歩いています。

デジカメはメイン、携帯電話のカメラはサブ機とはいえこだわりを持ち、食べ物を撮影するために念願のiPhoneに乗り換えました。
口コミや家族が撮影した写真に魅了され、iPhoneのカメラに憧れを持っていました。
ズームや夜景はデジカメに劣りますが、言わずもがな私が主に撮影したいのは食べ物です。
マクロ機能が大きく力を発揮してくれて、ときにデジカメよりお気に入りの写真を撮影してくれるのです。
今後も食べ物の写真を撮影することに情熱を燃やし続けて、最終的にはミラーレス一眼、一眼レフと段階を踏んで世界で一番お気に入りの食べ物写真を撮影します。